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ラウンドとは?ゴルフ初心者が知っておくべき基本用語や注意点も

2025.11.19

コラム
ラウンドとは?ゴルフ初心者が知っておくべき基本用語や注意点も

ゴルフを始めたばかりの場合、「そもそもラウンドって何?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。ラウンドとはゴルフ場のコースを実際にプレーしながら回ることを指しますが、ラウンドというゴルフの醍醐味を味わうためにはプレー前に知っておくべきことがいくつかあります。

この記事では、ゴルフ初心者向けにラウンドの意味や知っておきたい基本用語についてわかりやすく解説。慣れないラウンドを楽しむためにも、事前準備をしっかり整えましょう。

ゴルフにおける「ラウンド」とは

ゴルフの基本用語のひとつであるラウンド。「言葉の意味は何となく知っていても詳しい意味はわからない」という初心者ゴルファーは少なくありません。

ここからは、ゴルフにおける「ラウンド」の基本についてご紹介します。ラウンドの流れや基本的なルールを理解すれば、安心してコースデビューができるはずです。

「ラウンド」はゴルフ場で実際にコースを回ること

ラウンドとはゴルフ場で実際にコースを歩きながらボールを打ち、ホールを順番に回っていくプレーのこと。これは練習場での打ちっぱなしとは異なり、自然の地形やコース設計に応じてプレーする本格的なゴルフのスタイルです。

ここで言うホールとは、スタート地点(ティーグラウンド)からゴール地点(グリーン)までを指します。この1ホールを18回、つまり18ホールを回ってプレーするのが「ラウンド」であり、ゴルフの醍醐味を味わえる最も代表的なプレー形態なのです。

通常は18ホールを1ラウンドと呼ぶ

ゴルフでは18ホールを1セットとして1ラウンドと呼ぶのが一般的。これは国際的な基準であり、多くのゴルフ場がこの18ホール構成で設計されています。

ラウンドはアウトコース(1〜9番ホール)とインコース(10〜18番ホール)に分かれた構成が主流で、前半と後半に分かれてプレーします。アウトコースからスタートすることを前提にゴルフコースは設計されているものの、必ずしもアウトコースからプレーを始めなければならないわけではありません。

ハーフラウンド(9ホール)という形式もある

初心者や時間が限られている方には、9ホールを回る「ハーフラウンド」という形式もおすすめ。これは文字通り18ホールの半分の長さで、気軽にプレーできることから人気があります。

例えば早朝の時間を利用したモーニングラウンドや、仕事帰りの夕方に行う薄暮プレーなどはハーフラウンド(ハーフプレー)に該当します。練習としても取り入れやすいため、ゴルフに慣れる第一歩になるでしょう。

1ラウンドでのプレー時間の目安(約4〜5時間)

1ラウンド(18ホール)にかかる所要時間は約4〜5時間が目安です。もちろんプレーの進行状況や混雑具合、天候などにも左右されますが、1ホールあたりおよそ15分程度を目標にプレーすると良いでしょう。

なお、ラウンドでは自分たちのグループがスムーズに進行した場合でも、前のグループのペースに合わせる必要があるため待ち時間が発生することも珍しくありません。ですので、ラウンドの際はある程度まとまった時間を確保しておくと、気持ちに余裕を持ったプレーができます。

ゴルフのラウンドの種類とは

ゴルフの「ラウンド」とひと口に言っても、そのスタイルや形式にはさまざまな種類があります。

ここでは、代表的なラウンドの種類をわかりやすくご紹介します。自分に合ったラウンド形式を知り、ゴルフをより快適に楽しみましょう。

スループレーと休憩ありの違い

ラウンド中の進行スタイルには主に「スループレー」と「休憩あり」があります。スループレー(ワンウェイスループレー)は9ホール終了後に休憩を取らず、そのまま18ホールを通してプレーする方式。休憩がない分ゴルフに集中できるため、テンポ良く進むのが特徴です。

一方、休憩ありのラウンドでは通常ハーフ終了後に30〜60分の昼食休憩を挟みます。日本のゴルフ文化において、ゴルフ場での昼食は楽しみのひとつ。ゴルフ仲間と過ごす時間を大切にしているゴルファーも決して少なくありません。

コンペ(競技)形式とプライベートラウンドの違い

ゴルフのラウンドには競技性のある「コンペ形式」と気軽に楽しめる「プライベートラウンド」があります。コンペとはスコアを競い合う大会形式でルールやマナーが厳格に適用される一方、プライベートラウンドは友人やゴルフ仲間と気兼ねなくラウンドするスタイルです。

例えば、会社の接待ゴルフや地域の親睦会などではコンペ形式が多く採用されますが、週末の趣味として友人と回る場合はプライベートラウンドが主流。目的や雰囲気に応じてラウンドスタイルを選びましょう。

セルフプレーとキャディ付きの違い

ラウンドには自分たちだけでプレーする「セルフプレー」とキャディのサポートがある「キャディ付き」の2種類があります。セルフプレーは費用を抑えて気軽にプレーできるのが魅力ですが、コース案内やクラブの受け渡し等は自分たちで行わなければなりません。

一方、キャディ付きはプレーのサポートや的確なアドバイスが受けられるため、ラウンド初心者にも安心。慣れないコースでのラウンドや大事な接待ゴルフではキャディ付きが重宝されます。

そのため、友人との練習ラウンドでは楽しくプレーすることを目的に、セルフプレーが選ばれやすい傾向にあります。予算や目的に応じて最適なラウンドスタイルを選ぶことで、もっとゴルフが楽しくなるはずですよ。

ゴルフのラウンドに必要な持ち物とは

ラウンドを行う際には事前の持ち物チェックが欠かせません。忘れ物があるとスムーズなプレーができなかったり、周囲に迷惑をかけてしまったりする可能性も。

特に初心者ゴルファーは何を持って行けばよいのか迷うことも多いはず。ここからはゴルフのラウンド前に必ず準備しておきたい基本的な持ち物について、わかりやすくご紹介します。

ゴルフクラブとゴルフボール

ラウンドの必需品と言えば、ゴルフクラブとゴルフボールです。クラブは最大14本まで持ち込むことができ、コースごとに使い分けることで大きくスコアを伸ばすことが可能に。

また、ボールは見失うことや池に落ちる可能性を考慮して複数個準備しておくのが基本。特に初心者の場合はロストボールが多くなりがちなので、1ラウンドあたり最低でも6〜8個は携帯しておくと安心です。快適にラウンドを進めるためにもクラブとボールの準備は万全にしておきましょう。

関連記事:ゴルフクラブの持ち込みは何本まで?必要な種類と本数を初心者にもわかりやすく紹介

ティーやマーカーなどの小物類

ゴルフではティーやマーカーといった細かなアイテムも欠かせません。ティーはショットの際にボールを乗せるための道具であり消耗品ですので、多めに持っておくと良いでしょう。

マーカーはグリーン上でボール位置を示すために使われるアイテムで、他のプレイヤーの邪魔にならないための重要なマナー用品でもあります。例えばポケットに常備しておくと必要な場面ですぐに使えるためおすすめ。

さらに、ゴルフグローブやスコアカウンターといった小物類もあれば便利なアイテムです。このような小物もラウンドに持って行くものとして事前にチェックしておきましょう。

関連記事:【初心者必見】ゴルフのラウンドに必要な持ち物・小物を紹介|持ち物がたっぷり入るゴルフバッグも

レインウェア・防寒具などの天候に合わせたグッズ

天候の変化に備えてレインウェアや防寒具も持参しておくと安心。ゴルフは基本的に雨天決行のスポーツであり、急な天候悪化でもプレーが中断されないことが多いため防水対策は必須です。

また、春先や秋冬のラウンドでは寒暖差が激しいことから防寒対策も重要になります。例えば薄手の防水ジャケットや風を通しにくいインナーを1枚バッグに入れておくだけで、体調を崩すことなくプレーを楽しめるでしょう。快適にラウンドを行うためには、季節や天候に合わせたアイテムも必要不可欠です。

関連記事:ゴルフの雨対策は何が正解?雨天ラウンドを楽しむ秘訣と雨対策のポイントとは

飲み物・軽食・日焼け対策グッズ

ラウンド中は長時間の屋外プレーになるため、水分やエネルギー補給も忘れてはいけません。特に夏場は熱中症対策としてこまめな水分補給が必要で、スポーツドリンクや凍らせたペットボトル飲料などがおすすめ。

さらに、集中力を保つためにもチョコレートやエナジーバーなどの軽食も用意すると良いでしょう。夏場の暑い時期には日焼け止めや帽子、サングラスも紫外線対策として準備しておくと安心です。

関連記事:夏のゴルフに必要な持ち物リスト5選!ラウンドが快適になる便利なアイテムも!

ゴルフのラウンドでの基本マナーと注意点とは

ゴルフのラウンドでの基本マナーと注意点とは

ラウンド中は技術だけではなくマナーや周囲への配慮もとても重要です。ゴルフは紳士淑女のスポーツとも言われており、ルールだけでなくマナーを守ることがゴルファーとしての基本とされています。

なかでも初心者は知らないうちにマナー違反をしてしまいがち。ここでは、ラウンド中に気をつけたい基本的なマナーや注意点をわかりやすく解説します。周囲とのトラブルを防ぐためにも、事前に知識を深めておきましょう。

スロープレーに注意する

ゴルフではスロープレー(ラウンドの遅延)は厳禁。何故なら後続の組に迷惑がかかるだけではなく、プレー全体の流れが悪くなって集中力やリズムも乱れてしまうからです。

ゴルフクラブの選択に時間をかけすぎたり、打つ順番に迷って立ち止まったりすると1組全体が遅れるため、結果的に参加している全ての組の進行に悪影響を及ぼしかねません。あらかじめ使うクラブをイメージしておく、歩きながら次の準備を進めるなど、スムーズな行動を心がけましょう。

他人のラインを踏まず、打つ前には静かにする

グリーン上では他のプレーヤーのパッティングラインを踏まないこと、そして打つ人の前では静かにすることはゴルフのマナーのひとつ。芝目の乱れや集中の妨げになる行為は非常に無礼だとされています。

例えば、他人のラインを無意識に踏んでしまうと微妙なラインの読みが狂い、スコアに大きく影響する可能性も。周囲への配慮を忘れず、気持ち良くプレーできる環境をお互いに作ることがゴルファーとしての基本です。

ボールの行方を常に把握する

ショット後は自分のボールの位置をしっかり把握しておきましょう。ボールが見つからないとプレーが遅れてスロープレーの原因となるうえ、ルール違反になってしまうことも。

もし予想外の方向にボールが飛んでしまったときは、早めに諦めることもラウンドの基本です。とはいえ、そうなってしまわないように常にボール飛んだ方向を目で追い、必要があれば他のプレーヤーと協力して探す姿勢を大切にしましょう。

グリーン上やバンカーでのマナーを守る

グリーンやバンカーでは特にマナーが重視されます。グリーンは芝が生えにくいエリアですので、走ったり物を引きずったりするなどの芝を痛める行為は厳禁。さらに、グリーン上ではピッチマーク(ボールが落下した跡)を自分で直すことが求められます。

また、バンカーは他のプレーヤーも使う共用エリアのため、ショット後にならし棒などで砂を均すことがマナー。後のプレーヤーが快適にプレーできるよう、常に「次の人のことを考える」意識を持ったラウンドを行いましょう。

ゴルフ場での服装はスマートカジュアルが基本

ゴルフ場では服装にも一定のルールやマナーがあります。多くのゴルフ場では「スマートカジュアル」が基本とされており、Tシャツやジーンズ、サンダルなどのラフすぎる服装はNG。

襟付きのポロシャツにチノパン、ゴルフシューズを着用するのが一般的なスタイルであり、入退場時にはジャケットの着用を求めるクラブも少なくありません。ゴルファーとしてふさわしい身だしなみを整えるためにも、前もってゴルフ場のドレスコードを確認しておくことをおすすめします。

関連記事:ゴルフウェアのルールとは?男性・女性が気を付けるべき服装選びのポイントを解説

初めてのラウンドにもぴったりなゴルフアイテム3選

最後に、SHERIFF/シェリフ・VALIANT/バリアント・LUDIC/ルディックおすすめのゴルフアイテムを紹介。なかなか慣れないラウンドだからこそ、お気に入りのアイテムを持ってプレーを楽しみましょう。

ゴルフバッグ専門メーカーのレゴリス

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