2023.9.19
コラム高級感のある素材と高い耐久性を持つ合成皮革のキャディバッグは、ゴルフプレイヤーの中でも人気のバッグ。決して安くはないアイテムなので、正しいお手入れを定期的に行い、長く愛用したいと思う人も多いはずです。
しかし、間違った方法でお手入れすると、シミが残ってしまったりキズがついてしまうなんてこともあるので要注意。
そこで本コラムでは、合成皮革のキャディバッグを正しくお手入れする方法について詳しく紹介します。また、記事の最後では、お手入れが簡単なおすすめのキャディバッグも紹介するので、ぜひ最後までお付き合いください。
目次
合成皮革は、フェイクレザーや合皮ともいい、天然皮革(本革)を模した素材のひとつ。織物や不織布などの布地の表面を、ポリ塩化ビニル(PVC)やポリウレタン樹脂(PU)などでコーティングしています。
天然皮革と比べて安価で手に入り、軽量で防水性が高いというメリットがあることから、様々な製品に使用されています。
また、最近の合成皮革は非常にクオリティも高く、一目見ただけでは本革と見間違えるほどのものもあるでしょう。
つまり、合成皮革のキャディバッグは、雨や泥で汚れやすいゴルフで使用するのにとてもおすすめな素材だと言えるのです。
合成皮革のキャディバッグを長く使うためには、正しいお手入れが必要です。ここでは、キャディバッグの「表面・内側・縫い目」に分けて、それぞれに合ったお手入れ方法を紹介します。
キャディバッグの表面は一番汚れやすく、ラウンド中に土がついたり、飛行機などの輸送時に他の荷物と擦れて汚れがついたりします。
キャディバッグの表面の汚れを落とす際は、水で薄めた中性洗剤を布につけて拭き取るか、濡れた布で優しく拭き取りましょう。この時に使う布は、バッグ表面を傷つけない柔らかいものを使うと良いですよ。
また、バッグの使用頻度が多くなると撥水加工が落ちることも考えられるため、お手入れの仕上げに撥水スプレーを利用してみるのも1つです。ただし、合成皮革には科学物質が混じっているため、撥水スプレーによって表面が白くなる場合もあります。撥水スプレーを使用する際は、スプレーの注意事項を確認してご利用下さい。
キャディバッグの内側は、ゴルフクラブについた砂や土などで汚れやすいため、使う度に掃除をする必要があります。
まずはバッグの内側をひっくり返して、小さなゴミや砂を出します。その後に、先端に布を巻きつけた長い棒などで内側の隅に溜まった汚れを取ると良いでしょう。
また、食べ物などで内側が汚れた場合は、軽く湿らせた布で拭きとり、風通しの良い場所で乾かすことをおすすめします。バッグの中に湿気を溜めないように注意しましょう。
キャディバッグの表面にある縫い目は、土などの汚れが溜まりやすい部分です。しかも縫い目はとても細かいので、布で拭くだけでは十分に汚れが落とせません。
まずは簡単に表面を布で拭いた後、傷がつきにくい毛先が柔らかい歯ブラシなどを使って優しくこするようにして汚れを落としましょう。そうすることで、縫い目の隙間に詰まった小さな汚れも落としやすくなります。ブラシでお手入れすることで、縫い目が黒ずんだり、カビの発生を防ぐことができます。
合成皮革キャディバッグのお手入れが終わったら、次は正しく保管することが大切です。バッグの状態を良好に保つためにも、最適な環境で保管しましょう。ここでは、避けるべき保管場所とおすすめの保管場所を紹介します。
合成皮革キャディバッグの保管に向いていない場所は次のようなところです。
直日光や高温多湿な場所に合成皮革のバッグを置いておくと、色褪せや変形など、素材の劣化が進んでしまいます。 日に当たっていた部分だけが変色した…なんてことがないよう、保管場所には十分に気をつけてください。
合成皮革キャディバッグの保管におすすめの場所は次のようなところです。
これらの条件をまとめると「日陰で湿度が低く、風通しの良い部屋の隅」がキャディバッグの保管場所に最適ということが分かります。それでも梅雨の時期などは、どの部屋も湿度が高くなってしまうため、バッグの内側に除湿剤を入れるなどして、湿気対策をとってください。
合成皮革キャディバッグを長く使うためにお手入れは欠かせませんが、中には避けるべきお手入れ方法もあります。これらのNGな方法を知って、お気に入りのキャディバッグを劣化から守りましょう。
合成皮革キャディバッグのお手入れで絶対に避けて欲しいことは、強い力でゴシゴシと拭いてしまうことです。
汚れをしっかり落としたいからといって力を入れて拭くと、合成皮革の表面が傷つく可能性があります。
また、粗い布やたわしを使うのも絶対にやめましょう。柔らかい布を使用し、優しく拭くことを心がけてください。
合成比皮革のお手入れでは、アルコールを含むスプレーやクリーナーの使用も避けた方が無難です。
アルコールは合成皮革を乾燥させ、素材を劣化させてしまいます。最悪の場合、変色したりひび割れする可能性もあるでしょう。
どうしてもクリーナーを使いたい場合は、専用の合成皮革用クリーナーを使用するか、中性の洗剤を水で薄めて手入れすることをおすすめします。
合成皮革は防水性が高い素材ではありますが、水滴がついたままにしておくことはおすすめできません。
水滴が残ったまま放置すると、表面にシミや変色が生じる可能性があります。 とくに雨の後などは、すぐに乾いた布で水を拭き取り、風通しの良い場所で自然乾燥させましょう。
また、通常のお手入れ時に濡れた布で拭いた場合も、そのあとで乾いた布で残った水滴を拭き取るようにしてください。
なお、ヘアドライヤーや暖房器具を使って乾かすことは避けてください。これもまた、変形など劣化の原因になります。
保管状態が悪かったり、長年使っていると、キャディバッグにカビが生えてしまうこともあります。ここでは、合成皮革に生えたカビを取り除くための正しいお手入れ方法を紹介します。
カビの発生が軽い場合は、まずは柔らかいレザー用ブラシを使ってカビを取りましょう。ブラシで優しくこすってカビをそぎ、その後、カビが発生した部分を軽く湿らせた布で拭き取ります。そして最後は、風通しの良い場所で1日以上、日陰干しをして乾燥させましょう。
なお、頑固なカビの場合は、蒸しタオルでカビの部分を柔らかく湿らせてから、レザー用ブラシでブラッシングするとカビが取れやすくなります。
合成皮革のカビ取りには、水で薄めた重曹をスプレーする方法もあります。
まずは、合成皮革に重曹スプレーを適量かけ、柔らかい布でバッグ全体に重曹をなじませます。 カビの臭いが気にならなくなるまで待ち、最後に乾いた布で重曹が残らないようしっかりと拭き取ります。
このように、重曹にはカビの臭いを取り除く効果もあるため、見た目がきれいになるだけでなく、バッグそのものを清潔に保つことができるでしょう。
株式会社レゴリスが自信を持っておすすめする「お手入れがしやすいキャディバッグ」を3つ紹介します。合成皮革よりも手入れが簡単な、エナメル素材とポリエステル素材の商品を厳選しました!
キズが付きにくい最高級のエナメル素材を使用した高級感漂うキャディバッグ。耐久性と収納力も備えた仕様&他の人と被りにくい限定100本も魅力です!
製品名 | プレミアムシリーズ |
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品番 | SP-010 |
素材 | エナメルPU |
カラー | シャイニングブルー
シャイニングブラック |
サイズ | 9.5インチ |
重量 | 4.2kg |
フードサイズ | 48インチクラブ対応 |
クールなスカルデザインが一際目立つ限定100本。素材には高級感のあるエナメルを使用し、カッコイイだけでなくメンテナンス性もバッチリです!
製品名 | スカルコレクション |
品番 | VA-018 |
素材 | エナメルPU |
カラー | ・ブラック/レッド
・ホワイト/ネイビー ・ネイビー/バイオレット |
サイズ | 9.5インチ |
重量 | ー |
フードサイズ | 48インチクラブ対応 |
ヴァリアント初のポリエステル軽量モデルは限定100本。軽いだけでなく、スタンド式で倒れにくいという特徴も。シルバーアクセサリーをイメージしたデザインが、クールさを引き立てます。
製品名 | アクセコレクション |
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品番 | VA-016 |
素材 | ポリエステル |
カラー | ・バイオレット
・ブラック |
サイズ | 9.5インチ |
重量 | 3.1kg |
フードサイズ・取り外し等 | 48インチクラブ対応 |
私たち株式会社レゴリスはキャディバッグ専門メーカーです。
ゴルフは単なる娯楽ではなく、『人を楽しくさせる』『人の笑顔をつくる』『人と人をつなぐ』特別なモノであることを世の中に伝え、一人でも多くのゴルファーを増やすことをミッションとして、モノづくりのまち東大阪市で誕生しました。
ゴルフバックの製造・販売だけでなく、修理や買取にも対応していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。